シリアでは、今月12日にアサド政権と反政府勢力がいったん停戦に入りましたが、その後、政権側は、包囲しているアレッポ東部を中心に空爆に乗り出すなど、戦闘が各地に広がっています。
これに関連して、WHO=世界保健機関は27日、記者会見し、アレッポ東部では空爆による死傷者が急増している中、25万人ほどの住民に対し、35人の医師しか残っていないとして、一人の医師が1度に多くのけが人の手当てをしなければならず、人道状況は、さらに悪化しているとしています。
そのうえで、けが人と病人が包囲されている地区の外に退避できるルートを設けるよう、アサド政権に求めたということです。
ただ、アレッポ東部には空爆が続く中、人道支援物資の運び込みもできない状態が続いており、退避が実現するかは不透明な情勢です。
現地では27日も政権側による空爆が続き、戦闘が再燃してからの民間人の犠牲者が、200人を超え、危機的な状況が続いています。
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